Ticket information for ザ・スズナリ (Tokyo Special Ward Area)

概要

技術と魔法 あたらしい人形劇

第二回下北沢国際人形劇祭へようこそ！ これは世界でいま最も面白い人形劇をまとめて観ることができる7日間です。人形劇は自由で、創造的で、飛び抜けた才能が集まる領域です。何世紀もの間、中心ではなく周縁にいたからこそのびのびと育った、人形劇という世界から生まれるアイデアと批判精神は、きっと私たちが生きる助けになります。この人形劇祭のベースは、パンクで、フェミニズムで、反全体主義で、反権威主義です。すなわち何百年もの昔から、人形劇が陽の当たらないところで培ってきたスピリットに根差しています。

 

人形劇の良いところは、誰でも、たった一人でも始められるところです。お金も仲間もいりません。「また一人で人形遊びしてるの？」と、親にあきれられながら思春期を過ごした（ブリストルの人形遣い、ディク・ダウニーの場合）。学校でいじめられていた少年は、家でいつもネズミのぬいぐるみと対話していた（ベルリンの人形遣い、アリエル・ドロンの場合）。世界のすばらしい人形劇のほとんどは、そんなふうにひっそりと、孤独に練り上げられたものです。人知れず行われた創造の先に、世界を轟かす傑作があります。下北沢国際人形劇祭は、そんな孤独な才能が集まる場所です。

 

冬の終わりの７日間に、お互いの孤独と創造性をもちよって、一緒に面白い人形劇を観ませんか。きっと、同じ志の人たちが見つかります。ここでは演じる人も、観る人も、手伝う人も、遠巻きに観察する人も、みんな一人の「人形劇人」です。本当に面白い作品と、クールな空間と、美味しい朝ごはんと、たくさんの「人形劇人」が、ご来場をお待ちしています。

https://www.sipf.jp

overview

Technique and Magic: A New Puppet Show

Welcome to the second Shimokitazawa International Puppet Festival! This is seven days of some of the most exciting puppet shows in the world. Puppetry is a field of freedom, creativity, and exceptional talent. For centuries, puppetry has flourished on the periphery, rather than at the center, and the ideas and critical spirit it embodies can surely help us all live our lives. The puppetry festival is based on punk, feminism, anti-totalitarianism, and anti-authoritarianism. In other words, it is rooted in the spirit that puppetry has cultivated in the shadows for hundreds of years.

 

The great thing about puppetry is that anyone, even just one person, can start. No money or friends are needed. "Are you playing with puppets by yourself again?" (Bristol puppeteer Dick Downey) A boy who was bullied at school would always converse with a stuffed mouse at home (Berlin puppeteer Ariel Delon) Most of the world's great puppet shows are crafted in this way, quietly and alone. Beyond these hidden creations lie masterpieces that resonate worldwide. The Shimokitazawa International Puppet Festival is a place where such solitary talents come together.

 

Why not join us for seven days at the end of winter, sharing your solitude and creativity to enjoy some fascinating puppet shows? You're sure to find like-minded people. Here, performers, spectators, helpers, and observers from afar are all part of the same "puppeteer." We look forward to seeing truly fascinating works, a cool space, delicious breakfast, and many other "puppeteers."

https://www.sipf.jp

■ 世界的に再注目される人形劇・オブジェクトシアター

脱人間中心主義やポストヒューマンの潮流の中で、欧州・アジアでは人形劇が再びアートの最前線に立っています。それを代表する欧州・アジアの劇団10組が一挙に来日し、現代的で刺激に満ちた人形劇／オブジェクトシアターの最新形を紹介します。

 

■ 多様なプログラム

ザ・スズナリでの公式招待作品上演に加え、人形劇／オブジェクトシアターの多層的な魅力を体験できる周辺プログラムを多数展開します。

● 公式招待・カンパニー一覧

・Compagnie Tchaika（カンパニー・チャイカ）  チリ／ベルギー 
・DAMUZA + Fekete Seretlek（ダムーザ＋フェケテ・セレトレク）  チェコ／スロベニア 
・Compagnie Singe Diesel（カンパニー・サンジュ・ディーゼル）  アルゼンチン／フランス 
・Divadlo Drak（ドラク劇場）  チェコ 
・Tangram Kollektiv（タングラム・コレクティブ）  ドイツ／フランス 
・Drew Colby（ドリュー・コルビー）  イギリス 
・Compagnie Bakelite（カンパニー・バケリット）  フランス 
・Divadlo Alfa（アルファ劇場）  チェコ

● インターナショナル・パペットスラム（有料）

日本・タイ・台湾の若手アーティストによる実験的ショート作品が集結。
新世代アーティストの創作に触れられるショーケース。

● 子ども向けヨーロッパ現代人形劇（無料）

スロベニアなどヨーロッパのアーティストによる、子ども向け作品を無料上演。

● オブジェクトシアターの入門的ワークショップ（有料）

欧州における同分野の第一人者による貴重な実践的ワークショップ。

● ブレークファスト・パペットクラブ（無料）

アーティスト・スタッフ・観客が毎朝同じテーブルで朝食を囲み、作品について語り合う交流企画。

● デイリージャーナル（観客参加型）

フェスティバル期間中に毎日発行される、観客参加型のフェス日報。メイン作品の批評は芸術批評を学ぶ学生が寄稿し、エコな印刷メディア「リソグラフ」によって無料配布します。

●SIPFひろば（入場無料）

フェスティバル期間中の3連休(2月21日〜23日）は、BONUSTRACKを会場に、パフォーマンス公演やワークショップ、フードやマーケットの屋台など、一日中楽しめるSIPF特設お祭りひろばをオープンします。

 メインプログラム 

『かもめ』

Compagnie Tchaika（カンパニー・チャイカ）
チリ／ベルギー
2026年2月17日（火）16:00〜 / 20:00〜

魔法のような超絶技巧、等身大人形の一つの里程標

チリの天才人形劇俳優、ティタ・イァコベッリによるエクストリームな一人芝居。引退を控えた大女優は、人生の最後にチェーホフ『かもめ』のアルカージナ役を演じなければならないが、次第に役柄と自分の人生が混ざりあい、混乱に陥っていく･･････。カンパニーの代表作ながら今後のクリエーションに集中するために既にお蔵入りになっていたところ、「下北沢国際人形劇祭」のためならばということで今回特別に上演が実現。きっとこれが最後の機会、必見！

2018年チリ芸術批評家協会賞 最優秀作品賞・最優秀女優賞受賞
2020年ベルギー・メーテルリンク批評家賞「最優秀ソロ公演」部門受賞

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

＃チリのチェーホフ＃等身大人形＃エクストリーム・ソロ芝居＃人形と人間の境界＃カンパニーの第一作にして代表作＃もう世界でここでしか見られない

 

上演時間：50分
言語：スペイン語（日本語字幕）
対象年齢：12才〜

『EXIT』

DAMUZA + Fekete Seretlek （ダムーザ + フェケテ・セレトレク）
チェコ／スロベニア
2026年2月18日（水）16:00〜 / 20:00〜

 

チェコオブジェクトシアターの一つの完成形

第一回下北沢国際人形劇祭で『アンナ・カレーニナ』を題材にめくるめくオブジェクト・キャバレーを上演し、「まったく分からないけど、すごく面白い」と大人も子どもも夢中にさせた最強の６人が、更にクールな新作を携えて帰ってきた！ ライブ演奏のフォーク・エレクトロニカに、オブジェクトの音と動きが絡み合う、圧倒的な人形劇です。空港のような劇場空間に足を踏み入れた観客は、黒い制服の客室乗務員に導かれて座席に座ります。フライトのスピードでアンデルセン物語（『影』『裸の王様』『イーダちゃんの花』）の世界へGO！

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

＃一応アンデルセン＃オブジェクトシアター＃プラハのクールキッズによる東京のクールキッズのための人形劇＃フォーク・エレクトロニカのライブ演奏＃プラハ芸術アカデミー人形劇学科同窓生

 

上演時間：60分
言語：チェコ語（日本語字幕）
対象年齢：10才〜

『KAZU』

Compagnie Singe Diesel （カンパニー・サンジュ・ディーゼル）
アルゼンチン／フランス
2026年2月19日（木）16:00〜 / 20:00〜
 

人形劇だけが作り出せるマジックリアリズム

ブエノスアイレスで小劇場を営む家庭に生まれ、子どもの頃から路上で行われる人形劇を見て回っていたというフアン・ペレス・エスカラ。このすばらしいカリスマ的な人形遣いが２０体の人形たちを通じて語りかけるのは、とても短く、とても小さく、しかしとても強力な物語の数々。コロナ禍中に南米で流行した「ミクロクエントス」（超短編小説）の形式を用いています。この小さな物語たちによって、現実はふたたび夢のような美しさを取り戻し、日常の憂鬱と狂気は小さく縮んでいきます。これは、人形劇だけが作りだすことのできるマジック・リアリズム。

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

 

＃ブエノスアイレスの路上から＃２０体のテーブルトップ・パペット＃ミクロクエントス（ショートショート）＃マジック・リアリズム＃美しさ！

上演時間：60分
言語：スペイン語（日本語字幕）
対象年齢：12才〜

『白い牙』

Divadlo Drak （ドラク劇場）
チェコ
2026年2月20日（金）15:00〜 / 19:00〜 

 

人形遣いによるカメラ遣い、ライブシネマの理想型

チェコ人形劇界をアルファ劇場と共にリードする名門人形劇団「ドラク劇場」による近年の最高傑作。ジャック・ロンドンの小説『白い牙』をスピーディーかつ詩的にまとめあげた、極北の大自然を駆け抜ける爽快な人形劇！ 主演のミラン・ハインは、(1)オオカミ犬を演じる俳優、兼(2)オオカミ犬＝カメラを操る人形遣い、兼(3)オオカミ犬目線のライブシネマの撮影者、という複雑で重層的な役割を完璧に魅力的に全うしています。生演奏のジャズ・ピアノを担当するのは1968年からドラク劇場で劇伴音楽を作り続けているヴィショフリード、この人は生ける伝説です。

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

 

＃ジャック・ロンドン＃極北の大地＃オオカミ目線のライブビデオ ＃「舞台上でのカメラの最も賢い使い方」との評＃日本のどこかからリアル雪の塊を要調達

 

上演時間：60分
言語：ノンバーバル
対象年齢：12才〜

(1)『シャッテンヴェルファー：　「もの」のかげやさん』

Tangram Kollektiv　（タングラム・コレクティブ）　
ドイツ

(2)『シャドウグラフィー：「て」のかげやさん』

Drew Colby　（ドリュー・コルビー）
イギリス
2026年2月21日（土）15:00〜 / 19:00〜 

 

これが影絵の最前線！ ドイツとイギリスの二つのカンパニーを一度に

一つはドイツから来た若きコレクティブ、もう一つはイギリスから来たエンターテイナーによる、最高に楽しい影絵二本立て。影絵は人形劇の中でも大きな領域を占めていますが、この二作品は劃期的な技術と発想で他の追随を許しません。このアイデアマン女子二人が「物」とその影の可能性をとことん引き出すさまは、まるで魔法です。それに、ちょっと影絵がうますぎる、このゴキゲンな紳士は一体なんなんですか。影絵の深淵をのぞき込む時、もちろん私たちの背後にも影がいます。明日からまた元気に、影を引きずって生きていこう！ これは子どもを喜ばせ、大人を元気づける作品です。

 

※二本立てのため、転換に時間を要します（転換のための休憩時間未定。最新情報はウェブサイトをご確認ください）。 休憩中はぜひ劇場から歩いて５分の「フェスティバルセンター＆BAR」で、おいしいドリンクと軽食と共にお過ごしください。

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

 

＃オブジェクトシアター＆影絵＃日用品が暴れ回る ＃影絵技術の最高峰 ＃懐中電灯の可能性 ＃パンク魂すら感じるほどの、影絵うますぎおじさん ＃子ども連れ歓迎

 

上演時間：合計75分 二本立て（(1)35分、休憩時間未定、 (2)40分）
言語：ノンバーバル
対象年齢：5才〜

『危険な関係』『インベーダー』

Compagnie Bakelite（カンパニー・バケリット）
フランス
2026年2月22日（日）16:00〜 / 20:00〜
 

フランス・オブジェクトシアターの本丸

一人の男が高級レストランにやってきた。目の前にはシックなテーブル、その上には真っ白なテーブルクロス。素敵な一夜に胸を膨らませる男の前に現れたのは、ポンコツウェイターというか、ロボット掃除機だった。刺すか刺されるか（パスタにフォークを）、消すか消されるか（キャンドルを）、抜くか抜かれるか（ワインの栓を）。手に汗握る攻防戦！ 果たして男は夕飯にありつけるのか？ フランスのオブジェクトシアター界をリードするカンパニーの、爆笑作品二本立て。

 

a timeless satire on catering at its worst

「最悪のウェイターについての、時代を超えた風刺劇」

 Joyce McMillan, The Scotsman

 

will we all end up with spaghetti sauce on our knees?”

「結局私たちはみんな、膝の上にスパゲッティ・ソースをこぼすしかないのか？」

 Fergus Morgan, The Stage

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

 

＃フランス発、オブジェクトシアターの「正統」 ＃ある種のロボット演劇 ＃スラップスティック・コメディ ＃グルメのあなたに ＃手に汗握るレストラン

 

上演時間：合計65分 二本立て（(1)25分、休憩時間30分、 (2)30分）
言語：ノンバーバル
対象年齢：8才〜

『ファウスト博士』『ドン・ファン』

Divadlo Alfa （アルファ劇場）
チェコ
2026年2月23日（月・祝）14:30〜 / 17:00〜 

中欧人形劇史における不朽のレパートリー

「アルファ劇場」はチェコ国内に10箇所存在する公立人形劇場の一つで、チェコ人形劇界のトップランナーの一つ。その演出家トマーシュ・ドヴォジャークは、一度見たら忘れられないアルファ劇場独自のユーモアとダンディズムを築き上げた、堂々たるビール腹の白ヒゲの親方であり、チェコ人形劇界のレジェンドである。アルファ劇場はなんでこんなに面白いのか？ なんでビールを毎晩一人あたり４〜５Ｌも飲み、流血騒ぎを起こし、朝起きると舞台にヒツジの糞が散乱しているような無法者集団なのに、若者たちの飽くなき憧れを集めるのか？ それは劇場で明らかになります。

 

どれを見るか迷っている方のためのキーワード

 

＃チェコ人形劇沼の入口 ＃19世紀的旅回り人形劇を代表する演目 ＃ピルスナービールの故郷プルゼニのおっさんたち ＃オブジェクトシアターの源流 ＃シュバンクマイエル的コラージュ

 

上演時間：合計75分 二本立て　（(1)30分、休憩15分、(2)30分）
言語：チェコ語（日本語字幕）
対象年齢：10才〜

■ Puppet theatre and object theatre are attracting renewed attention worldwide

Amidst the trends towards anti-anthropocentrism and the posthuman, puppet theatre is once again at the forefront of the arts in Europe and Asia. Ten leading theatre companies from across Europe and Asia will be coming to Japan all at once to introduce the latest in contemporary and stimulating forms of puppet theatre/object theatre.

 

■ Diverse Programs

In addition to performances of officially invited works at The Suzunari, there will be a number of peripheral programs that allow you to experience the multi-layered appeal of puppet theater and object theater.

● Official Invited Companies List

・Compagnie Tchaika Chile/Belgium
・DAMUZA + Fekete Seretlek Czech Republic/Slovenia
・Compagnie Singe Diesel Argentina/France
・Divadlo Drak (Drak Theatre) Czech Republic
・Tangram Kollektiv (Tangram Collective) Germany/France
・Drew Colby (Drew Colby) United Kingdom
・Compagnie Bakelite (Company Bakelite) France
・Divadlo Alfa (Alfa Theatre) Czech Republic

● International Puppet Slam (paid)

A gathering of experimental short works by young artists from Japan, Thailand, and Taiwan.
A showcase where you can experience the creations of a new generation of artists.

● Contemporary European Puppet Shows for Children (Free)

Free performances of works for children by European artists from Slovenia and other countries.

● Introductory Object Theatre Workshop (Paid)

A valuable practical workshop by a leading expert in the field in Europe.

● Breakfast Puppet Club (Free)

An interactive event where artists, staff, and audience members gather around the same table every morning for breakfast and discuss the work.

● Daily Journal (Audience Participation)

A daily festival journal with audience participation, published every day during the festival. Criticisms of the main works will be contributed by students studying art criticism and distributed free of charge using the eco-friendly printing medium "Risograf."

● SIPF Square (free admission)

During the three-day weekend during the festival (February 21st-23rd), a special SIPF festival square will be open at BONUSTRACK, where you can enjoy performances, workshops, food and market stalls, and more all day long.

 Main Program 

"The Seagull"

Compagnie Tchaika
Chile/Belgium
Tuesday, February 17, 2026, 16:00- / 20:00-

A milestone in magical, virtuoso technique for life-size puppets

An extreme one-woman show by the talented Chilean puppeteer, Tita Iacobelli. A legendary actress nearing retirement must play the role of Arkadina in Chekhov's "The Seagull" for the last time, but as the role and her own life gradually become intertwined, she finds herself falling into chaos... Although this is one of the company's signature works, it had already been shelved to allow them to focus on future creative endeavors, but it has now been specially staged for the Shimokitazawa International Puppet Festival. This will likely be your last chance, so don't miss it!

Winner of the 2018 Chilean Art Critics Association Award for Best Play and Best Actress
Winner of the 2020 Belgian Maeterlinck Critics Award for Best Solo Performance

 

Key words for those who can't decide which one to see

#ChileanChekhov#Life-sizePuppet#ExtremeSoloPlay#TheBoundaryBetweenPuppet and Human#The company's first and most iconic work#Only here in the world

 

Running time: 50 minutes
Language: Spanish (with Japanese subtitles)
Ages: 12 and up

"EXIT"

DAMUZA + Fekete Seretlek (Damuza + Fekete Seretlek)
Czech Republic/Slovenia
Wednesday, February 18, 2026, 4:00 PM - / 8:00 PM -

 

A perfect example of Czech Object Theatre

At the first Shimokitazawa International Puppet Festival, the six-person team mesmerized adults and children alike with their dazzling object cabaret based on "Anna Karenina," which captivated audiences with comments like, "I don't understand it at all, but it's so entertaining." Now they're back with an even cooler new production! This stunning puppet show intertwines the sounds and movements of objects with live folk electronica. Entering the airport-like theater space, audience members are guided to their seats by flight attendants in black uniforms. Enter the world of Andersen's tales ("Shadow," "The Emperor's New Clothes," and "Little Ida's Flowers") at the speed of a plane!

 

Keywords for those who are unsure which one to see

#Andersen #ObjectTheatre #Puppet show by the cool kids of Prague for the cool kids of Tokyo #Live folk and electronica performance #Alumni of the Puppet Theatre Department of the Academy of Arts in Prague

 

Show duration: 60 minutes
Language: Czech (with Japanese subtitles)
Recommended ages: 10 and up

"KAZU"

Compagnie Singe Diesel
Argentina / France
Thursday, February 19, 2026, 4:00 PM - / 8:00 PM -
 

Magic realism that only puppetry can create

Born into a family that ran a small theater in Buenos Aires, Juan Pérez Escala spent his childhood watching street puppet shows. This brilliant, charismatic puppeteer tells a series of very short, tiny, yet powerful stories through his 20 puppets. The story employs the "microcuentos" (ultra-short stories) format, which became popular in South America during the COVID-19 pandemic. These short stories restore reality to its dreamlike beauty, and shrink the melancholy and madness of everyday life. This is the kind of magical realism that only puppetry can create.

 

Keywords for those who are not sure which one to watch

 

#From the Streets of Buenos Aires#20 Tabletop Puppets#Microcuentos (Short Shorts)#Magic Realism#Beauty!

Show duration: 60 minutes
Language: Spanish (Japanese subtitles)
Ages: 12 and up

"The White Fang"

Divadlo Drak (Drak Theatre)
Czech Republic
Friday, February 20, 2026, 3:00 PM - / 7:00 PM - 

 

A puppeteer's cameramanship: the ideal form of live cinema

This is the masterpiece of recent years by the prestigious Drak Theatre, a leading Czech puppet theater company alongside Alfa Theatre. This exhilarating puppet show, a fast-paced and poetic adaptation of Jack London's novel "The White Fang," takes place in the wilderness of the far north. Milan Hein, in the lead role, perfectly and captivatingly fulfills his complex and multilayered roles: (1) actor playing the wolfdog, (2) puppeteer controlling the wolfdog's camera, and (3) cameraman for the live cinematography from the wolfdog's point of view. The live jazz piano is performed by Vyschofried, who has been composing music for the Drak Theatre since 1968. He is a living legend.

 

Keywords for those who are unsure which one to watch

 

#JackLondon#FarNorth#LiveVideoFromTheWolf'sEyeView#Called"TheCleverestUseOfAcameraOnStage"#RealSnowBlocksNeedToBeProcuredFromSomewhereInJapan

 

Showtime: 60 minutes
Language: Nonverbal
Ages: 12 and up

(1) "Schattenwerfer: The Shadow Shop of Things"

Tangram Kollektiv
Germany

(2) "Shadowgraphy: The Shadow Shop of Hands"

Drew Colby
UK
Saturday, February 21, 2026, 3:00 PM - / 7:00 PM - 

 

This is the cutting edge of shadow puppetry! Two companies from Germany and the UK at once

One is a young collective from Germany, the other is an entertainer from the UK, and this is a super fun double feature of shadow puppetry. Shadow puppetry occupies a large part of the realm of puppetry, and these two works are unrivaled in their groundbreaking techniques and ideas. It's almost magical to watch these two creative women bring out the full potential of "objects" and their shadows. And what's with this cheerful gentleman who's a little too good at shadow puppetry? When we peer into the depths of the shadow puppetry, of course, there is a shadow behind us. Let's start living life with renewed energy, dragging our shadows along with us tomorrow! This is a production that will delight children and inspire adults.

 

*As this is a double feature, there will be a break between performances (the break time is undecided. Please check the website for the latest information). During the break, be sure to enjoy some delicious drinks and snacks at the Festival Center & BAR, a five-minute walk from the theater.

 

Keywords for those who can't decide which one to see

 

#Object Theater & Shadow Puppetry #Everyday Items Go Wild #The Pinnacle of Shadow Puppetry Technique #The Possibilities of a Flashlight #An Old Man Who's So Good at Shadow Puppetry You Can Feel His Punk Spirit #Children Welcome

 

Showtime: 75 minutes in total. Double feature ((1) 35 minutes, intermission undecided, (2) 40 minutes)
Language: Non-verbal
Ages: 5 and up

Dangerous Liaisons, Invaders

Compagnie Bakelite
France
Sunday, February 22, 2026, 16:00- / 20:00-
 

The home of French object theatre

A man arrives at a fancy restaurant. A chic table is set before him, topped with a pure white tablecloth. Just as the man is excited about the wonderful evening ahead, a clumsy waiter, or rather a robot vacuum cleaner, appears before him. Stab or be stabbed (the fork in the pasta), extinguish or be extinguished (the candle), uncork or be uncorked (the wine bottle). A nail-biting battle! Will the man get his dinner? A hilarious double feature from a company that is a leader in French object theatre.

 

a timeless satire on catering at its worst

"A timeless satire on the worst waiters."

 Joyce McMillan, The Scotsman

 

will we all end up with spaghetti sauce on our knees?"

"Will we all end up with spaghetti sauce on our knees?"

 Fergus Morgan, The Stage

 

Keywords for those who can't decide what to see

 

#The "orthodox" form of object theatre from France #A kind of robot theatre #Slapstick comedy #ForFoodies #GreatRestaurants

 

Running time: 65 minutes total, double feature ((1) 25 minutes, 30 minute break, (2) 30 minute)
Language: Non-verbal
Ages: 8 and up

"Doctor Faust" and "Don Juan"

Divadlo Alfa (Alfa Theatre)
Czech Republic
Monday, February 23, 2026 (National Holiday) 14:30- / 17:00- 

An enduring repertoire in the history of Central European puppet theater

Alfa Theatre is one of ten public puppet theaters in the Czech Republic and a leading figure in the Czech puppet theater world. Its director, Tomáš Dvořák, is a legend in the Czech puppet theater world, a master with a beer belly and a white beard who has created the Alfa Theatre's unique, unforgettable humor and dandyism. What makes Alfa Theatre so fascinating? Why does it attract the endless admiration of young people, despite the fact that they are a group of outlaws who drink 4-5 liters of beer per person every night, cause bloodbaths, and wake up to sheep dung scattered all over the stage in the morning? The answer will become clear at the theater.

 

Keywords for those who can't decide which one to see

 

#The entrance to the Czech puppet theater world #A representative performance of 19th-century traveling puppet theater #The old men of Pilsen, the home of Pilsner beer #The origins of object theater #Švankmajer-style collage

 

Show time: 75 minutes in total, double feature ((1) 30 minutes, 15-minute break, (2) 30 minutes)
Language: Czech (with Japanese subtitles)
Age: 10 years and up