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第17回 桂諷會
公演期間
開催期間2025/11/23(日) 13:30 販売期間 2025/07/14(月) 10:00 ~ 2025/11/23(日) 11:30 - NEW
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第17回 桂諷會
公演期間 開催期間 |
2025/11/23(日) 13:30 |
販売期間 | 2025/07/14(月) 10:00 ~ 2025/11/23(日) 11:30 |
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概要
仕舞 笠之段 長山 桂三
能 箙 長山 凜三
狂言 鎌腹 野村 万作・野村 萬斎
仕舞 賀茂 観世 喜正
野宮 観世銕之丞
船弁慶キリ 観世 淳夫
能 卒都婆小町 長山 桂三
【事前講座】
本公演に先立ち、上演演目をより深く、より楽しくご鑑賞いただく為、見どころなどを実技を含めて分かりやすく解説いたします。
[日時]2025年11月2日[日]午後1時開始(午後3時終了予定)
[受講料]1,000円(限定15名)
[会場]世田谷長山能舞台
東京都世田谷区上野毛4丁目31番3号
ホームページ https://www.keizou.net
※事前講座の会場は「国立能楽堂」とは異なりますのでご注意ください。
[お申込]銕仙会(03-3401-2285)
【事前講座動画配信】
事前講座終了後、ウェブ上で当日の模様を動画配信いたします。配信をご希望の方は、銕仙会(03-3401-2285)にお申し込みください。その際にメールアドレスを伺い、後日ご指定のメールアドレス宛てに動画配信のURLとパスワードを送信いたします。
[配信視聴料]1,000円
<備考>
※都合により、予告なく演目・出演者等に変更のある場合がございます。
※上演中は客席への入退場を制限させて頂く場合がございます。
※他のお客様へのご迷惑になる行為、また危険物及び酒類の持ち込みは固くお断り致します。
※客席内での飲食、主催者の許可のない写真撮影・録音・録画は固くお断り致します。
※上演の妨げとなりますので、上演中は携帯電話等、音や光の出る機器の電源は予めお切り下さい。
※天災等、不可抗力による公演中止の場合を除き、チケットのキャンセル・他公演との交換・代金の払戻しはできません。
能 箙(えびら)
西国の僧が都への旅の途次、須磨の浦の生田川へと立ち寄る。僧がそこに一際美しく咲く、由緒あり気な梅の木を眺めていると里の男が現れ、箙の梅と呼ばれるその梅の謂れを物語る。源平の戦の折、源氏方の梶原源太景季が風流にもこの梅の一枝を手折って箙に挿して戦い、戦功を収めたというのだ。
さらに男は一ノ谷での源平の戦の様子を詳しく物語り、実は自分こそ景季の亡霊であると明かし、消え失せる。
深更、梅の木陰に仮寝する僧の夢枕に、景季の霊が箙に梅花を挿した甲冑姿で現れる。景季は修羅道の凄まじい有様を語って聞かせ、僧に弔いを乞う。やがて修羅の苦しみに襲われた景季は一ノ谷の合戦での生田の森の戦を再現して見せると、白々と夜が明けるとともに消え失せてしまうのだった…。
源義経と対立し、頼朝に讒言をした人物として悪名とともに知られる梶原景時。その嫡男景季は頼朝からの信頼も厚く、木曽義仲を打ち破った宇治川の合戦での先陣争いや一ノ谷の合戦で父景時ともども奮戦するなど、数々の武勲やエピソードとともに知られた武将です。本作は、その景季の華々しく風流な若武者姿を生き生きと描いた能です。
狂言 鎌腹(かまばら)
怠け者で仕事に行かない太郎。怒った妻は鎌を縛り付けた棒を振りかざし追い回す。仲裁人が止めに入るが、太郎はこんなに侮辱されるくらいならと、妻の目の前で腹を切ろうとする。ところが妻は「やれるものならやってみろ」と捨てゼリフを残し立ち去ってしまう。一人残された太郎は……。
後に引けなくなった男の運命は如何に? 虚栄心と生への執着心が交差するシテの演技が大きな見どころで、野村万作と野村萬斎の父子がその夫婦の姿を演じます。
能 卒都婆小町 一度之次第(そとわこまち いちどのしだい)
所は都の郊外、阿倍野。杖をついた乞食の老婆が人目を忍ぶように夕闇に紛れて現れる。若き日の美貌も衰え果て、今は見る影もなく醜く年老いた百歳の老婆は、老残の我が身を嘆き、やがて歩き疲れると路傍の朽木に腰掛けてしばし休らう。
そこへ都へ向かう高野山僧が通りかかる。老婆の腰掛けた朽木が卒都婆と気づいた僧は老婆を咎め、仏法をもって諭そうとするが、逆に老婆に論破されてしまう。さらに自分はかつて才媛の誉れ高く、その美貌で名声をほしいままにした小野小町の成れの果てなのだと老婆は名乗り、容貌も衰えた今、破れ蓑、破れ笠姿で当てどなく彷徨って物乞いする落魄の身を恥じる。
やがて小町に何者かが取り憑き、狂乱の態となった。かつて小町はその驕慢ゆえ、言い寄る数々の男たちに一度として応えたことがなかったが、その中の一人である深草少将がその深き執心ゆえに小町に取り憑いたのだ。小町は烏帽子、長絹を身につけると、少将がかつて雨風を厭わず毎夜小町のもとへと通い続け、遂に思いを果たせぬまま無念にも百夜目にして息絶えてしまった百夜通いの様を再現して見せる……。
能の演目の中でも特に重く扱われる老女物。この能は老女物の枯れた味わいに加え、緊迫感あふれる会話の面白さ、物乞いや物狂い、百夜通いの物真似といった写実的な面白さも備えています。数々の巷説を残す伝説的な美女小野小町。その恋の妄執や老いの苦しみの中にもかつての自身に対する誇りや驕りが見え隠れし、力強く人間味あふれた小町の姿が描かれます。
仕舞 笠之段 長山 桂三
地謡 観世 淳夫
北浪 貴裕
武田 文志
田口 亮二
能 箙
前シテ 男 長山 凜三
後シテ 梶原源太景季 〃
ワキ 旅僧 大日方 寛
ワキツレ 従僧 梅村 昌功
〃 〃 小林 克都
アイ 所の者 野村 裕基
笛 杉 信太朗
小鼓 大倉伶士郎
大鼓 柿原 弘和
後見 鵜澤 久
安藤 貴康
地謡 観世 喜正
西村 高夫
柴田 稔
武田 友志
鵜澤 光
田口 亮二
小早川康充
武田 章志
(休憩 15分)
狂言 鎌腹
シテ 太郎 野村 万作
アド 妻 野村 萬斎
小アド 仲裁人 石田 幸雄
後見 月崎 晴夫
仕舞 賀茂 観世 喜正
仕舞 野宮 観世銕之丞
仕舞 船弁慶キリ 観世 淳夫
地謡 馬野 正基
武田 祥照
小早川泰輝
小早川康充
(休憩 20分)
能 卒都婆小町
シテ 小野小町 長山 桂三
ワキ 僧 宝生 常三
ワキツレ 従僧 舘田 善博
笛 松田 弘之
小鼓 大倉源次郎
大鼓 亀井 広忠
後見 観世銕之丞
観世 淳夫
清水 寛二
地謡 浅井 文義
馬野 正基
浅見 慈一
北浪 貴裕
長山 耕三
武田 文志
武田 祥照
小早川泰輝
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