当ページは
外国語
対応しておりません。
This page does not have the language content of your choice.

横浜能楽堂企画公演
「東次郎 家伝十二番」第1回

出演・曲目・カード

「翁」(金春流)山井綱雄
「三社風流」(大蔵流)山本則俊

発売情報

2019年1月12日(土)正午発売

4月から1年間、毎月大蔵流狂言方の「人間国宝」山本東次郎が東次郎家に伝わる芸の中から十二番を選び、自らが演じます。

「翁」の三番三に始まり、能「船弁慶」の間狂言、そして通常の公演では上演頻度の少ない稀曲・秘曲も織り交ぜながら、狂言の奥深い魅力とともに、山本東次郎の芸を余すところなくお見せいたします。


狂言「抜殻」(大蔵流)
シテ(太郎冠者)山本 則秀
アド(主)山本 則重

狂言「花盗人」(大蔵流)
シテ(三位)山本東次郎
アド(何某)山本泰太郎
立衆(花見の衆)山本 則孝
立衆(花見の衆)山本 則重
立衆(花見の衆)山本凜太郎
立衆(花見の衆)寺本 雅一
立衆(花見の衆)若松  隆




第1回 2019/04/20(土)

「翁(おきな)」…「能にして能にあらず」と言われる祝祭性の強い儀式的芸能。翁(シテ方)は白式尉、三番三(狂言方)は黒式尉、それぞれ神面をつけて天下泰平・国土安穏、五穀豊穣を言祝ぎ、舞を舞う。
「三社風流(さんじゃふりゅう)」…風流は千歳と関わるものと三番三とがあり、これは三番三の後半、鈴ノ段の始まるところで、神仏等が登場し、祝言性をさらに高める。「三社風流」は三番三が鈴ノ段で鎧を着て舞う。三社は伊勢・春日・八幡の三神のこと。

第2回 2019/05/25(土)

「抜殻(ぬけがら)」…使いに出るときはいつも酒を振る舞ってくれる主が今日は忘れている。思い出してくれたものの、そんな屈託からつい飲み過ぎてしまった太郎冠者は泥酔し、道の真ん中で眠り込んでしまった。主は懲らしめのため、太郎冠者の頭に鬼の面をつけてしまう。
「花盗人(はなぬすびと)」…あまりに見事な桜に思わず一枝を盗んでしまった三位(位の高い出家)、稚児に求められて、もう一枝盗みに入ったところで捕まっていましめられてしまう。盗んだ理由を問われ、花盗人は罪にならないと古歌を引いたところから、思わぬ歌問答が始まる。

第3回 2019/06/22(土)

「楽阿弥(らくあみ)」…旅の途中の松原で短冊を下げた不思議な松を見つけた旅僧は、土地の人の話で尺八を吹き死にした楽阿弥の跡だと知る。旅僧が供養のため尺八を吹き始めると、楽阿弥の霊が姿を現し、己の悲運を語り、嘆き舞って回向を願う。夢幻能になぞらえた様式をもつ舞狂言。
「花子(はなご)」…旅先で出逢った花子が都へやって来た。妻の目を盗んで太郎冠者を身代わりに置いて出掛けて行く夫。それを知った妻は激怒し、夫の帰りを待ち伏せる。朝帰りした夫は担ぎを被った妻を太郎冠者と思い込み、花子への恋慕の情を聞かせてしまう。花子との逢瀬の場面を高度な謡で描く最高秘曲。

第4回 2019/07/27(土)

「寝音曲(ねおんぎょく)」…太郎冠者が謡を謡うことを知った主人は是非とも謡って聞かせろと言いつける。主人の思惑を察知した太郎冠者は、命令には逆らえないが、来客のたびごとに謡わせられては困ると、あれこれ面倒な注文をつけて謡を謡ってみせる。
「船弁慶(ふなべんけい)」…源義経が都を追われて西国へと向かう途中の場面を描いた能。間狂言は義経一行が乗る舟の船頭として登場する。船を漕ぎながらの台詞のやりとりや、荒れ狂う海が見えるかのような棹さばきなど、変化に富むダイナミックな所作が見どころ。


「朝比奈(あさひな)」…仏教繁盛で地獄が困窮し、自ら罪人を地獄へ責め落そうと六道の辻に出た閻魔王。そこにやって来たのは猛者・朝比奈三郎義秀であった。朝比奈に打ち負かされ、言いなりになる閻魔王。朝比奈は有名な和田合戦の有様を語る。
「布施無経(ふせないきょう)」…今日はなぜか、お布施を下さるのを忘れている檀家。一度くらいなら仕方がないと思った住持(住職)であったが、これが常になっては困ると檀家に戻り、教化に引っかけ何とか思い出してもらおうと懸命に仏法を説く。


「法師が母(ほうしがはは)」…酒に酔った勢いで妻に暴力を振るい、家から追い出した夫。しかし、酔いが覚めると後悔し、妻を探しに彷徨い出る。能「丹後物狂」を下敷きに、後半部分はすべて謡と舞で演じられる舞狂言。
「月見座頭(つきみざとう)」…中秋の名月の夜、月を見られぬ座頭が虫の音に耳を傾け、楽しんでいるのに目を留めた月見の男。和やかに酒を酌み交わし、謡い舞い、共にひとときを楽しむが、男のなかに悪戯心が持ち上がる。人間の心を鋭く突いた名曲。

第7回~第12回は2019年4月13日(土)正午よりチケット販売開始となります。

公演・チケット詳細情報

  • 会場 横浜能楽堂 本舞台(神奈川県 横浜市)
  • 公演期間 2019/04/20(土) 14:00
  • 価格 4,000円 ~ 6,000円(税込)
  • 問い合わせ 横浜能楽堂
    TEL: 045-263-3055
  • 販売期間 2019/01/12(土) 12:00 ~ 2019/04/19(金) 23:59


おすすめの関連チケット一覧

  • 林家たい平独演会vol.124「天下たい平」
  • 第十五回 林家正蔵一門会~つる子真打昇進を祝う!
  • 柳家三三独演会~柔と剛 2024
  • 冬の小春志
  • 第四回 隅田川馬石・蜃気楼龍玉兄弟会~笑いと人情

  • チケットジャンル・公演エリア検索 SEARCH

    各地域の会場からチケット情報をジャンル別、エリア別で探して選ぶ事ができます。



    過去の関連チケット一覧

  • 横浜能楽堂「中締め」特別公演 第5回「珠玉の能・狂言」
  • 横浜能楽堂「中締め」特別公演 第4回「お水取りの能」
  • 横浜能楽堂「中締め」特別公演 第3回「所縁の日本舞踊」
  • 横浜能楽堂「中締め」特別公演 第2回「琉球芸能600年」
  • 横浜能楽堂「中締め」特別公演 第1回「芝祐靖の遺産」

  • {{ message }}

    OK

    こちらの機能は
    ログインが必要です。

    販売元のサイトに移動します。

    OK
    キャンセル

    検索するために他の検索条件の入力が必要です。
    入力してください。

    OK