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京都国際舞台芸術祭 2021 SPRING
垣尾優 『それから』

概要

混沌から垣間見る、ダンス表現の宇宙

混沌から垣間見る、ダンス表現の宇宙

舞踏からパルクールまで様々なジャンルにアンテナを張り、その独自のムーブメントにより唯一無二のダンサーとして関西の舞台芸術シーンで異彩を放つ垣尾優。自身の作品も発表しており、なかでも2019年のソロダンス作品『愛のゆくえ』は、作家としての垣尾優の新たな可能性を切り拓いたと好評を得た。本作は『愛のゆくえ』の勢いに乗る、最新作となる。

今回KYOTO EXPERIMENTのために創られるという新作は「ダンスそのものに正面から向き合うことで、混沌とした『動く』ことの原初的考察と、究極的にはその価値をただそのまま提示する」ことだと垣尾は言う。「踊ることで何かの答えは出ない、ただ思いがけず全身が納得する」と垣尾が語るように、頭で理解するのとは違うやり方で身体の理解・表現と共に生きることを、創作プロセスも含めて見せてくれそうだ。きっとそこで示されるメッセージは、ダンス作品創作のあり方についても新たなヒントを投げかけてくれるに違いない。

垣尾優 Masaru Kakio

日本



ダンサー・振付家。大阪在住。モダンダンスや大野一雄の舞踏などに強く影響を受けながら、音楽や哲学、映画やストリートカルチャーなどの現代の様々な分野の表現にも影響を受け、独自に解釈し身体化した動きに定評がある。2004年より岡登志子主宰Ensemble Sonneの作品にゲスト出演。2006年から2009年までcontact Gonzoとして活動。山下残振付作品『透明人間』(2003)、松本雄吉+ジュン·グエン=ハツシバ+垣尾優共同制作『sea water』(2014)、砂連尾理振付作品『猿とモルターレ』 (2015) 等に出演。FIDCDMX (メキシコ) ソロダンスコンペティションに選出 (2018)。Dance Boxにて垣尾優ソロダンス『愛のゆくえ』を発表(2019)。

公演・チケット詳細情報

  • 会場 ロームシアター京都 ノースホール(京都府 京都市)
  • 公演期間 2021/02/26(金) ~ 2021/02/28(日)
  • 価格 1,000円 ~ 3,000円(税込)
  • 問い合わせ KYOTO EXPERIMENTチケットセンター
    TEL: 075-213-0820
  • 販売期間 2021/01/08(金) 11:00 ~ 2021/02/27(土) 23:59


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